ミラクル・ガール


唇にメロディ
いつしか刻む夕暮れ
街を見下ろせば
君の姿 見える
あきらめきれない
夢のカケラ 捨てないで
も一度その胸
暖めなおしてよ・・・

ミラクル・ガール

ミラクル・ガール

ものすごいタイトル

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)

絶叫城殺人事件 (新潮文庫)


西の空の下に、私の街がある。
そこで、恐怖を撒き散らす見えない敵と火村の戦いが始まった。
敵の名は、ナイト・プローラー。

有栖川有栖の「絶叫城殺人事件」を読んだ。一見長編ものに見えるが実は短編集で6つの作品が収められている。
有栖川さんの作品は短編集の方が好き。今作でも火村先生のかっこよさが全面的に出ていた。読みながら「俺もキャメルのタバコでも吸おうかな」って気持ちにさせてくれるくらい魅力的に火村英生が描かれている。
個人的に気に入ったのは「黒鳥亭殺人事件」。
ラストの「20の扉」に対する女の子の返答が胸を締め付ける思いにさせる。